【要注意】モルモット融資という個人間融資の危険性と安全な対処法

モルモット融資という個人融資は完全に貸金業法を逸脱しているので注意してください

個人融資名	モルモット融資
利用SNS	X・LINE・Instagram
返済周期	給料合わせ
初回融資	即日5万まで
融資手段	LINE
誘い文句	全国対応

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近年、X（旧Twitter）やLINEなどのSNS上で「個人融資」という言葉をよく目にするようになりました。
「LINE完結」「ヒヤリングなし」「誰でも借りられる」「過去不問」「先払い等なし」といった甘い言葉で誘う投稿が多く、実際に生活に困っている人にとっては魅力的に見えるかもしれません。

しかし、こうしたモルモット融資を含む個人間融資の多くは違法な闇金業者や、個人情報を狙う詐欺グループが関与しています。
ここでは、SNS上での個人間融資の実態と危険性、実際の被害事例、そして安全にお金を借りるための方法を詳しく解説します。

◆ 個人間融資とは？

「個人間融資」とは、銀行や消費者金融などの正式な金融機関を通さず、個人と個人が直接お金を貸し借りする行為を指します。
本来であれば、友人や知人同士の信頼関係のもとで行われるもので、契約書を交わし、金利や返済条件を明確にして行えば合法的な取引です。

しかし、SNS上で見られる個人間融資の多くは、貸金業登録をしていない違法業者（闇金）によるものであり、金利や取り立て、情報悪用などの面で深刻なトラブルを招いています。

モルモット融資も完全なる闇金業者で間違いありません

◆ SNS上の個人間融資アカウントの危険性

特にX（旧Twitter）やLINE上では、個人を装ったアカウントが「個人間融資します」「即日1万円～OK」「審査なし」などと投稿しています。
一見すると親切な個人に見えますが、その多くは次のような特徴を持つ危険なアカウントです。

アカウント名に「融資」「支援」「救済」などの言葉が入っている
プロフィールや投稿に「即日対応」「要身分証」「個人情報必須」などと記載
DM（ダイレクトメッセージ）で個人情報の提出を求める
LINEや別アプリへ誘導して取引を進めようとする

こうしたアカウントは、闇金業者や詐欺グループが運営しているケースが非常に多く、安易に連絡するとトラブルに巻き込まれる可能性があります。

◆ 実際にあった個人間融資トラブルの被害事例

被害事例①：個人情報を悪用され、別の闇金被害に発展

神奈川県在住の40代男性Aさんは、X上で「ヒヤリングなし」「LINE完結」「給料合わせ」「ブラックでも貸します」という投稿を見て、5万円を借りようとDMで連絡しました。
相手から「身分証の写真と銀行口座、勤務先を教えて」と言われ、その通りに送信。
しかし、結局お金は振り込まれず、その後別の闇金業者から大量の営業電話がかかってくるようになりました。

後にわかったのは、Aさんの情報が「闇金業者間の名簿（ブラックリスト）」として売買されていたということ。
本人の知らないうちに、借りていない業者にまで個人情報が拡散してしまったのです。

被害事例②：高額な違法金利と恐喝まがいの取り立て

大阪府の女性Bさんは、生活費の不足からSNSで個人間融資を申し込みました。
「2万円を貸すが、3日後に3万返済」という条件で借りましたが、これは年利に換算すると数千％を超える完全な違法金利です。

返済が1日遅れたところ、LINEや電話で「親や職場に連絡する」「写真を拡散する」などの脅迫を受け、恐怖のあまりさらに別の業者から借金して返済する「多重債務地獄」に陥りました。

被害事例③：融資を装った情報詐欺

東京都の学生Cさんは、SNSで「学生でもOK！無利子で融資します」という投稿を見て連絡。
相手に身分証明書の写真を送ったところ、「保証料として先に1万円を振り込め」と要求され、送金した途端に連絡が途絶えました。
これは典型的な「先払い詐欺」の手口であり、警察への相談が相次いでいます。

モルモット融資の個人融資のメリットとデメリット

◎ メリット（表面的なもの）

銀行や消費者金融よりも手続きが早い場合がある
信用情報に傷があっても借りられるケースがある
少額・短期間の融資が可能に見える

× デメリット（実際にはリスクが圧倒的に大きい）

闇金業者である可能性が非常に高い
法外な金利や暴力的な取り立て
個人情報の悪用・売買
「保証料詐欺」「前払い詐欺」のリスク
法的保護が一切受けられない

つまり、個人間融資の「メリット」は表面上のものであり、実際には危険性のほうがはるかに高いというのが実情です。

◆ SNSで個人間融資を探すのが危険な理由

そもそも、SNS上での個人間融資は金融庁の認可を受けていない「違法貸付」にあたる場合がほとんどです。

もちろんモルモット融資も違法貸付です

貸金業を営むには、法律（貸金業法）に基づいた登録が必要で、無登録で金銭の貸し借りを繰り返すことは犯罪行為となります。

また、SNSでのやり取りは匿名性が高く、相手の身元を確認することも難しいため、詐欺が成立しやすい環境です。
たとえ「個人」と名乗っていても、背後には組織的な闇金グループが存在していることが多いのです。

◆ 安全にお金を借りるための代替手段

お金に困ったときは、SNSの個人間融資に頼るのではなく、以下のような安全で合法的な方法を検討してください。

日本貸金業協会に登録されている正規の消費者金融を利用
自治体の「生活福祉資金貸付制度」などの公的支援を活用
クレジットカードのキャッシング枠を一時的に利用
家族や知人など信頼できる相手に相談する

個人融資ではなく安心して借りれる正規登録済の審査柔軟な金融会社

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